電子定款の実績5000件 行政書士の小野です!
僕が監修した、実務でそのまま使える「合同会社定款のひな形(Word形式)」を無料で配布しています。
登録とかの手間なしですぐに使えるので、ぜひ、ご利用ください。
会社設立において、定款作成は最初にして最大のハードルです。
「一から作るのは難しそう」「ネットの情報だけでは不安」という声にお応えし、最低限の修正で法的に有効な定款が完成するテンプレートをご用意しました。
さらに本ページでは、テンプレートのダウンロードはもちろん、失敗しないための入力ルール、そして「収入印紙代4万円を確実に節約するための裏ワザ」までをステップ形式で解説します。
⚠️ ダウンロードの前に:その定款、本当に大丈夫ですか?
本テンプレートは、一般的な合同会社(社員数名・金銭出資のみ)を想定した標準的な内容です。
しかし、建設業や不動産業などの「許認可」が必要な場合や、将来の「相続」や「事業承継」を見据えた場合、このテンプレートをそのまま使うとリスクが生じる可能性があります。
「自分たちに有利な独自ルールを作りたい」「事業目的の書き方で失敗したくない」という方は、テンプレートを編集する前に、必ず以下の「完全解説ガイド」に目を通してください。
合同会社定款テンプレートを大公開
1. 合同会社定款テンプレート(ひな形)のダウンロード
以下のボタンから、Microsoft Word形式(.docx)の定款テンプレートをダウンロードできます。
登録は不要で、すぐにお使いいただけます。
パソコンに保存し、Word等のソフトで編集してください。
ココに注意
【重要】ダウンロードしただけでは4万円損します! 印紙代を0円にする『裏ワザ』を記事の後半で解説しています。必ずご確認ください。
テンプレートの仕様と前提条件
- ファイル形式:Microsoft Word (.docx)
- 用紙サイズ:A4(横書き・左綴じ想定)
- 構成:全5章(総則、社員及び出資、業務の執行及び会社の代表、計算、附則など)
- 編集制限:なし(全文自由に編集可能です)
2. テンプレート使用時の「書き換え必須」ポイント
ダウンロードしたファイルを、あなたの会社の情報に合わせて正確に書き換えてください。
以下は、絶対に間違えてはいけない重要項目のチェックリストです。
よくお読みの上、定款を編集してください。
| 項目 | 書き換えの内容と注意点 |
|---|---|
| 商号(会社名) | [合同会社〇〇] を正式名称に書き換えます。 (例)合同会社ミライ、や、テック合同会社、など。 ※必ず「合同会社」という文字を含める義務があります。英語表記(G.K.など)は登記できません。 |
| 事業目的 | 会社が行うビジネス内容を箇条書きにします。 ここは最も戦略的な判断が必要です。「許認可」を取る予定がある場合、特定のキーワードが入っていないと申請が通りません。 (不安な方はこちらの目的記載例と注意点を必ず確認してください) |
| 本店の所在地 | 最小行政区画(市区町村)まででも有効ですが、実務上は「地番(番地)」まで記載するのが一般的です。 (例)東京都千代田区〇〇町一丁目1番1号 |
| 社員の氏名・住所 | ここが一番のミス頻発ポイントです。 必ず手元に「印鑑証明書」を用意し、そこに書かれている通り一字一句正確に転記してください。「1−1−1」などの省略表記はNGです。「一丁目1番1号」と正確に書きましょう。 |
| 出資金額 | 各社員が出す金額と、その合計額(資本金)を記載します。 ※金銭以外の出資(現物出資)を行う場合は、このテンプレートではなく、現物出資用の条項を追加する必要があります。 |
3. 【重要】ここはいじらないで!削除厳禁の「絶対的記載事項」
配布しているテンプレートには、法律(会社法)で「これを書いていないと定款が無効になる」と定められた「絶対的記載事項」があらかじめ記載されています。
注意ポイント
「難しい言葉だから消してしまおう」「自分たち流に変えてしまおう」と安易に編集したり削除したりするのは非常に危険です。一つでも欠けていると、法務局で登記が受理されず、会社を作ることができません。
具体的にどの条文が「絶対的記載事項」にあたるのか、またそれぞれの条文が持つ法的な意味や書き方のルールについては、以下の完全解説ガイドで詳しく説明しています。
テンプレートを編集する前に、必ず一度目を通しておいてください。
▼ 定款が無効にならないために
4. 収入印紙4万円を「0円」にする!電子定款の作成手順
テンプレートの編集が終わったら、いよいよ仕上げです。
ここで重要な選択を迫られます。
作成したWordファイルを「紙」で保存するか、「電子データ(PDF)」で保存するかです。
「紙」で保存すると4万円の損!?
Wordを印刷して製本し、ハンコを押して定款にする場合、印紙税法に基づき40,000円分の収入印紙を貼らなければなりません。これは必須の税金です。
「電子定款」なら印紙代0円
一方、WordをPDF化し、マイナンバーカード等で「電子署名」を行った場合、それは「文書」ではなく「電磁的記録」とみなされ、印紙税がかかりません。つまり、4万円がまるまる浮くことになります。
当然、「電子定款」を選ぶべきですが、ここで一つ問題があります。「どうやってPDFに電子署名をするのか?」という技術的な壁です。
自力で電子署名をするハードル
自分で電子署名を行うには、以下の準備が必要です。
- マイナンバーカード(署名用電子証明書入り)
- ICカードリーダライタ(3,000円前後〜)
- Adobe Acrobat等のPDF編集ソフト(月額1,500円以上)
- 法務省の署名プラグイン設定(設定が複雑でエラーが出やすい)
「4万円節約しようと思ったのに、機材代がかかったり、設定に何日もかかったりしては本末転倒」ですよね。
※それでも「機材は持ってるし、技術的な勉強として自分でやりたい!」というチャレンジャーな方は、以下の記事で完全な手順を解説していますので、そちらを参考に挑戦してみてください。
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【2025年完全版】電子定款の作り方|4万円節約して自分で会社を作る全手順
行政書士 小野馨こんにちは 電子定款と会社設立の実績5000件、行政書士の小野馨です。 今回は、会社設立費用を少しでも安く抑えたいと考えているあなたのために、『電子定款(でんしていかん)』を自分で作成 ...
【推奨】もっとも賢く、安く済ませる方法
ココがおすすめ
そこで当サイトが提案するのが、「定款の中身は自分でWordで作る(このテンプレートを使用)」+「電子署名だけプロに任せる」というハイブリッドな方法です。
この方法が一番お得です!最短5分で終了!
あなたが編集したテンプレート(WordまたはPDF)を当事務所にメールで送るだけ。
私たちが専用のソフトで電子署名を付与して返送します。これなら、機材を買う必要も、難しいソフトの設定も一切不要です。
\ 機材購入不要! 面倒な設定も丸投げOK /
その定款、わずか3,500円で「電子定款」にします
✅ 印紙代4万円が0円に(実質36,500円の節約!)
✅ ICカードリーダーや有料ソフトの購入は不要
✅ 行政書士が形式チェックを行うので安心
✅ 最短即日納品で、すぐに登記申請が可能
※ご依頼は全国対応・オンライン完結です。
5. 定款作成に関するよくある質問(FAQ)
- Q. 定款には実印を押す必要がありますか?
- A. 紙で作成する場合は、発起人全員の実印での押印と、全ページの継ぎ目に契印(割印)が必要です。電子定款の場合は、電子署名を行うため、物理的な押印は不要です。
- Q. 公証役場に行かなくていいのですか?
- A. はい、行きません。株式会社と異なり、合同会社の定款は「公証人の認証」が不要です。作成し、署名した時点で完成となります。
- Q. 登記申請には何が必要ですか?
- A. 作成した定款のほか、登記申請書、払込証明書、印鑑届書などが必要です。電子定款の場合、定款データ(CD-R等)またはプリントアウトした定款に「原本証明」をつけて提出します。
まとめ:テンプレート+電子署名代行が最強のコスパ
合同会社設立の費用を抑えつつ、確実に手続きを進めるための「正解」は以下の通りです。
- このページの「無料テンプレート」をダウンロードする。
- 「完全解説ガイド」を読みながら、自社の実情に合わせて編集する。
- 完成したデータを「電子署名サービス(3,500円)」に投げて、印紙代4万円をカットする。
この手順なら、専門家に設立代行を丸投げする(報酬10万円〜)ことなく、かといって自分ですべての機材を揃える手間もかけず、最もスマートに会社設立が可能です。
まずはテンプレートのダウンロードから始めてみてください。そして、作成中に迷ったら、いつでも解説ガイドに戻ってきてくださいね。