電子定款・手続き

【審査突破】マイクロ法人の法人口座おすすめ3選|「審査落ち」を防ぐホームページ作成術とネット銀行の選び方


例(A):「大手なら安心だ」と三菱UFJに行き、理由も告げられず審査落ち。その履歴は「傷」として残ります。


例(B):銀行が欲しいのは「立派なオフィス」ではありません。「連絡がつく電話」と「事業が見えるサイト」です。

行政書士 小野馨
こんにちは。

「銀行口座は会社の血液。これが作れないと即死する」と警鐘を鳴らす、行政書士の小野馨です。

今回は、設立直後の社長を絶望の淵に叩き落とす【法人口座の審査攻略】について、元銀行員も口をつぐむ裏側を暴露します。

会社登記が完了し、意気揚々とメガバンクの窓口へ。「総合的な判断により、お見送りさせていただきます」という定型文メール一通で拒絶される。

これは、マイクロ法人あるあるです。しかし、落ち込む必要はありません。あなたが悪いのではなく、「行く場所」と「装備」を間違えているだけだからです。銀行口座審査は、運ゲーではありません。明確な採点基準がある「テスト」です。

そこで本記事では、マイクロ法人が狙うべき「ネット銀行3選」と、審査担当者が裏でチェックしている「合格の必須条件(固定電話・ホームページ)」について、具体的な対策を伝授します。一発でパスして、早くビジネスを回しましょう。

▼ この記事のポイント ▼

  • ✅ マイクロ法人は「メガバンク」を捨てろ。ネット銀行一択
  • ✅ 「固定電話」がない会社は、審査の土俵にすら立てない
  • ✅ ペライチ1枚でもいいから「ホームページ」は絶対に作れ
  • ✅ おすすめは「GMOあおぞら」「住信SBI」「楽天」の3強

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※まだ住所が決まっていない方は、銀行審査に有利な「バーチャルオフィス」を先に確保してください。住所選びをミスると、ここで詰みます。

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【結論】マイクロ法人の口座は「ネット銀行」一択である

まず戦略の第一歩は「戦う場所を変える」ことです。設立したての実体のないマイクロ法人が、メガバンク(都市銀行)に挑むのは、裸でエベレストに登るようなものです。

[画像指示: 高い壁(メガバンク)の前で門前払いされるスーツ姿の男性と、スマホ一つで軽々とゲート(ネット銀行)を通過する男性の対比イラスト (推奨ファイル名: mega-bank-vs-net-bank.jpg, alt: メガバンクとネット銀行の審査難易度)]

「メガバンク」に挑むな。時間と精神力の無駄遣い

三菱UFJ、三井住友、みずほ。誰もが知るメガバンクですが、彼らのメイン顧客は「大企業」です。

昨今、マネーロンダリング(資金洗浄)対策が厳格化されており、実態の見えにくいマイクロ法人(特に合同会社×バーチャルオフィス)は、銀行にとって「リスクの塊」でしかありません。口座管理コストがかかるだけで利益にならないため、審査は極めて厳しく、対面面談やオフィスの実地調査を求められることもあります。

断言します。マイクロ法人の用途(社保削減・資産運用)において、メガバンクの口座は不要です。見栄のために無駄な審査待ち時間を過ごすのはやめましょう。

狙うべきは「GMOあおぞら」「住信SBI」「楽天」の3強

我々が向かうべきは、スモールビジネスを歓迎してくれる「ネット銀行」です。特に以下の3行は、新設法人でも積極的に受け入れています。

  • 🏆 GMOあおぞらネット銀行: 審査スピード最速、手数料最安クラス
  • 🥈 住信SBIネット銀行: アプリの使い勝手が神、定額自動振込あり
  • 🥉 楽天銀行: 楽天ポイントが貯まる、知名度抜群

これらは「バーチャルオフィス利用」を前提とした審査フローを持っています。ここなら、正しく準備さえすれば99%通過します。

審査に落ちる人の共通点と「一発合格」する裏ワザ

「ネット銀行なら誰でも通る」わけではありません。落ちる人には共通点があります。それは「会社としての身だしなみ(実態証明)」が整っていないことです。

[画像指示: 銀行の審査担当者がPC画面で「会社のホームページ」と「電話番号」をチェックしている背中。画面に「404 Not Found(サイトなし)」と出ていて、不合格ボタンを押そうとしている (推奨ファイル名: bank-screening-check.jpg, alt: 銀行審査のチェックポイント)]

銀行員は見ている!「固定電話」がない会社はペーパーカンパニー?

審査における最大の足切りライン。それが「固定電話番号」です。

申込書の電話番号欄に、社長個人の携帯番号(090〜)を書いていませんか?
銀行のロジックはこうです。「固定電話すら引けないほど資金がないのか?」「何かあればすぐ電話を解約して逃げるつもりでは?」

今は電話線を引く必要はありません。「03plus」などのスマホアプリを使えば、月額1,000円程度で「03」や「06」から始まる固定番号が持てます。または、IP電話(050)でも構いません。必ず「会社固有の番号」を取得してから申し込んでください。

「ホームページ」は必須。ペライチでいいから "ある" ことが重要

次に重要なのがホームページです。銀行員は、あなたの会社名で必ずGoogle検索をかけます。

その時、検索結果に何も出なかったらどう思うでしょうか。「この会社、本当に活動してるの? 詐欺の受け皿会社じゃないの?」と疑われます。

凝ったサイトは不要です。「ペライチ」や「Wix」などの無料ツールを使い、1ページだけでいいので以下の情報を載せたサイトを作ってください。

【必須掲載項目】
・会社概要(商号、本店所在地、代表者名、設立日、資本金)
・事業内容(定款に書いたことの具体的な説明)
・お問い合わせフォーム

これがあるだけで、「実在する会社」としてのスコアが跳ね上がります。

事業目的が「多すぎる」と怪しまれる(何屋かわからない)

定款作成の際、「あれもこれも」と事業目的を30個も40個も書いていませんか?

多すぎる事業目的は、銀行審査ではマイナスです。「結局、何をして稼ぐ会社なの?」と不審がられるからです。もし定款にたくさん書いてしまった場合は、銀行への提出書類やホームページ上で「当面の主力事業は〇〇です」と一点突破で説明することが重要です。

おすすめネット銀行3選を徹底比較(手数料・使い勝手)

では、具体的にどの銀行を選ぶべきか。スペックと「マイクロ法人との相性」で比較します。

[画像指示: 3つの銀行(GMO、SBI、楽天)のロゴと、それぞれの強み(振込手数料、アプリ、ポイント)を比較した表 (推奨ファイル名: net-bank-comparison-chart.jpg, alt: おすすめ法人口座比較)]

【GMOあおぞらネット銀行】審査スピード最速&維持費0円

私が今、最も推しているのが「GMOあおぞらネット銀行」です。

【メリット】
・月額基本料:0円
・振込手数料:同行宛無料、他行宛145円(最安クラス)
・審査スピード:最短即日〜3営業日
GMOオフィスサポートとの連携: バーチャルオフィスとセットで申し込むと、情報の入力が省略できたり、審査がスムーズに進んだりする相乗効果があります。

コストを極限まで削りたいマイクロ法人にとって、まさに「最適解」と言える銀行です。

【住信SBIネット銀行】スマホアプリが優秀&定額自動振込が神

次におすすめなのが「住信SBIネット銀行」です。

【メリット】
・アプリの操作性が抜群に良い(PCを開かなくていい)
「定額自動振込」機能がある: 毎月の役員報酬の振込を全自動化できます。これさえ設定しておけば、毎月ログインして操作する手間すらゼロになります。

この「自動振込」は、ズボラなマイクロ法人社長にとって最強の機能です。GMOと迷ったら、この機能が欲しいかどうかで選ぶと良いでしょう。

【楽天銀行】楽天経済圏ならアリだが、手数料はやや割高

最後は「楽天銀行」です。

【メリット】
・楽天ポイントが貯まる・使える
・個人口座との資金移動がリアルタイム

ただし、他行宛振込手数料がやや高め(条件による)なのと、管理画面が少し広告が多くて使いにくいという声もあります。既に個人で楽天経済圏にどっぷり浸かっている人向けです。

口座開設に必要な書類と申し込みのタイミング

「よし、今日登記申請を出したから、帰りに銀行に寄ろう!」

ちょっと待ってください。それは勇み足です。銀行口座の申し込みには、法務局での手続き完了を待たなければならない「タイムラグ」が存在します。

[画像指示: カレンダーのイラスト。登記申請日(Day 1)から約1週間〜10日後の日付に「謄本取得可能」「口座申込OK」というマークがついている (推奨ファイル名: account-application-timing.jpg, alt: 口座開設申し込みのタイミング)]

謄本(履歴事項全部証明書)が取れるのは申請から1週間後

ネット銀行の申し込みには、会社の「履歴事項全部証明書(登記簿謄本)」の提出、またはその情報の入力が必須です。

しかし、法務局に設立登記を申請してから、実際に登記が完了して謄本が取れるようになるまでには、約1週間〜10日程度(繁忙期は2週間)の審査期間がかかります。

この期間中は、あなたの会社はまだ「処理中」の状態であり、謄本を取ることができません。焦って申し込もうとしても、書類がなくてストップしてしまいます。「登記完了予定日」を過ぎて、実際に謄本を手にいれてから、PCの前で申し込み作業を始めてください。

運転免許証とスマホがあれば「郵送なし」で完結する

一昔前は、分厚い書類を郵送して、捺印して…という作業が必要でしたが、今のネット銀行は超効率的です。

代表者の「運転免許証(またはマイナンバーカード)」と「スマートフォン」があれば、eKYC(オンライン本人確認)という技術を使って、郵送不要で申し込みが完結します。自撮りで顔を撮影するだけで本人確認が終わるのです。

【手元に用意する3点セット】
1. 履歴事項全部証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
2. 代表者の身分証明書(免許証など)
3. 会社実印の印影(※GMOなど一部銀行では印鑑届出自体が不要な場合もあり)

これに加え、前述の「ホームページのURL」があれば完璧です。

👨‍⚖️

行政書士 小野馨の「ここだけの話」

「事業計画書」の提出を求められることがありますが、難しく考える必要はありません。「誰に(ターゲット)」「何を(商品)」「どうやって(販売方法)」売るのかを、A4用紙1枚程度でシンプルに書けばOKです。マイクロ法人の場合、資産運用やWeb事業など、ビジネスモデルが単純明快であるほど審査は通りやすいです。

あなたが得られる未来(まとめ)

銀行口座は「会社の財布」。早く作って売上を入れよう

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

銀行口座の開設は、会社設立のゴールではありません。あくまでスタートラインに立つための準備運動です。ここで何週間も足踏みをしていては、本来の目的である「資産運用」や「節税」が始まりません。

メガバンクへの見栄を捨て、ネット銀行という実利を取る。固定電話とホームページで「信頼」を演出する。この戦略通りに進めれば、あなたの手元には数週間後、ピカピカの「法人口座キャッシュカード」が届いているはずです。

さあ、その口座に最初の資本金を移し、あなたのマイクロ法人を本格稼働させましょう。

🚀 今日から始める「3つの行動」

  • ペライチ等で「簡易ホームページ」を作成し公開する
  • 「03plus」などのアプリで固定電話番号を取得する
  • GMOあおぞらネット銀行などの公式サイトで、口座開設申し込みを行う

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記事の内容は執筆時点の法令・情報に基づいています。法改正や自治体の条例により最新の要件と異なる場合がありますので、実務の実行にあたっては、必ずご自身で管轄の行政庁または専門家へ確認を行ってください。
※口座開設の可否は各金融機関の独自の審査基準によります。本記事の手法で100%の開設を保証するものではありません。

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